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雑学講座34: バイクのブレーキ その2

ブレーキ


つぎは、ブレーキ本体です。
まず、マン・マシンインターフェイスの問題です。
バイクはクルマに比べて、2輪しかないためブレーキ作動時不安定になりがちです。 前後、どちらかでもロックすると即、転倒につながります。 このため、前後輪のブレーキは独立配管し、前輪は人手、後輪は足と いう変則的な制御が特徴です。

フロントのコントロールは、右手で行うこと、それもわずか20mm程度 のレバーストロークで微妙に調整する必要があります。 遊びは極力小さくし、しかも高いコントロール性がポイントとなります。 そのため、キャリパーは自動車用より、部品の精度を上げたり、剛性(キャリパーの たわみにくさ)をアップしています。

次に、皆様よくご存じの見栄えと軽量化です。
最近では、クルマでもスポーツカーでは、アルミホイールから剥き出し で見えるので、デザイン性が重要なポイントになっていますが、 バイク用は、機能と一体化されたデザインという観点では、10年は進 んでいるようです。既に、20年前からアルミ製一体ボディーはあたり前で、 その中で、性能を追求している訳です。
勿論、工業生産ですから、アルミブロックからの総削り出しでは、コスト 面で大変ですから、鋳造化への取組みも大切です。優れたデザインで しかも、安く作るのは永遠の課題でもあります。

さらに、ローター径が小さい割に、大きなブレーキ力を確保するためSEIの 対向型では、4ポットやら6ポットやらと、ピストンを円周方向に複数個も 並べて、摩擦面を大きくとっています。コンパクトかつ充実機能が売物です。

ABS

クルマでは気にすることのない、マンホールの上、工事中の鉄板の上、 雨上りの落葉の上でも、バイクドライバーは神経をとがらせます。「また、鉄板か!」
バイクの場合、制動時の前輪への加重移動がクルマに比較し非常に大きいの で、制動力の前後配分は、人手に任せているようです。
しかし、これも自動化出来る日もそう遠くはないでしょう。 パニックブレーキのときなど、ABS装着無しではもう考えられないとは、ある ドライバーの話です。もっとも、ABSのついたバイクは、車格が高いので、 一般の方にはなかなかお目にかかれないかも知れません。



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