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雑学講座56 ブレーキの点検は義務?




日本では自家用乗用車は、新車購入後、3年後、5年後、7年後・・と車検を受けなければ なりません。これはみんなが安全にクルマを運転するための制度です。インフルエンザ の予防注射みたいなものですね。海外ではこの制度のない国が多いようです。
昔に比べて、クルマの性能・耐久性は格段によくなっていますが、やはり日常及び定期的 な点検、整備が必要不可欠です。

では、どのような部位・装置が点検・整備を必要としているのでしょうか。それを裏付けるデータの1つとして、 数年前に行われた車検時の調査(車検時にどのような部位・装置が整備を必要とされているか) があります。なかなか興味深い結果ですのでその一部をご紹介しましょう。

ガソリン車(除くディーゼル車、軽)で整備を必要とする装置のワースト3はブレーキ、エン ジン及び舵取り装置です(更に動力伝達装置、電気装置がこれに続いています)。 これを経過年別に見ると(図参照)9年目までは長くなるほど整備の必要な割合が増えています。 理解できますね。ところが11年目以降は減っています。大切に使っている方が多いためで すかね?

さて、栄えある?ワースト1のブレーキ装置では、どんな項目の点検が必要なのでしょうか? 車種、経過年によって違いますが、一般的にはブレーキパッド摩耗、ブレーキ・シュー摩耗、 ホイールシリンダ機能・漏れ、マスタシリンダ機能・漏れ、キャリパ機能・漏れが多いよう です。ちなみに、ブレーキ装置ではブレーキ・ペダルの遊び・隙間、駐車ブレーキの引き代など 通常車検時に点検する項目も調査対象になっています。

上記項目は、一般の方では日常的に直接点検するのはなかなか難しいですね(但し、マスタ シリンダのブレーキ液面点検等の日常点検はブレーキ装置が異常かどうか(但しどの装置 かまではわかりません)判断できますので必ず実施してください)。
そこでブレーキの安全を保つため、最低限車検時にはブレーキの点検・整備を必ず行って ください。特に、ブレーキパッドの摩耗はブレーキ装置の中でもワースト3に入っていますので、 必ず点検をしてください。

パッド厚さがまだあるからといっても、次の車検まで持たない場合もあります。早めの交換をお 勧めします(交換時期についてはHP「MAINTENANCE」を参考にしてください)。また, キャリパ、 ホイールシリンダ、マスタシリンダの漏れ防止、機能保持には、ゴム部品の定期交換(5年毎) 、オーバーホールなどを必ず行ってください。ブレーキを安全に保つことは、国民の義務といって よいでしょう。



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