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 摩耗センサーのしくみ



摩耗センサーは、通称PWI(Pad Wear Indicaterの略 摩耗警報装置)といいます。
その1で、パッドの磨耗状態を確認する方法を説明しましたが、今回のPWIは、 それをメカで知らせてくれる装置です。装置とはいっても、大げさな物ではありません。

PWIには、電気式と可聴式(audible)の2つがあります。
電気式は、セルシオやプレジデントといった高級車にしか装着されていません (筆者も残念ながら見たことがありません。情けない)。
原理は、いたって簡単です。
パッドの一部を切り抜き、その部分にPWIプローブが装着されています。この中に電線が U字状にモールドされていて、パッドが規定厚み(通常2mm)まで摩耗すると、ローターに よって、このU字電線が切断されインパネにあるブレーキ警告ランプが点灯する仕組みとなっています。

これに対し、可聴式とはパッドの裏板に0.5〜0.8mm厚のステンレスの鉄板が 組み付けられ、この鉄板の先端がパッド磨耗の際、ローターに接触し、ビビリ音を発生する仕組み となっています。ここで気をつけたいのが、PWIの発する音が、ブレーキの鳴く音とよく似ている ことと、車両によっては音が小さい物があることです。

但し、可聴式は、ブレーキをかけた時もかけない時(通常の走行時)にも音が出ています。
従って、ずっとキーキー音(キーキーと耳障りな音)が出ているときは、キャリパーの点検溝を覗いて見て下さい。

尚、PWIは一定の距離を走行すると音を発しなくなります。そのままにして、音が 出なくなって、ひと安心するのは大間違いです(歯の痛みみたいですネ)。

最後にもうひとつ注意。最近はドライバーの方が直接パッド交換するケースが増えています が、組み付け間違えない様、注意しましょう。
通常は、PWIはパッドの一番よく減る箇所(一般的には、車両の内側)に取付けられています。

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