• 会社情報
  • 製品情報
  • サポート情報
  • 販売店情報
  • 品番検索
  • お問い合わせ

ブレーキ雑学講座一覧に戻る

雑学講座20: ABS入門 その4

トラクション・コントロール


今回は、ABSでは、ありませんが、機能的には、その兄弟?とも言える TRCの紹介です。
雪道での発進や車の追越し時等、スムーズな加速する際に役立つのが、このTRC(トラクション コントロール TRaction Controlの略)です。
ついでに辞書をみると「traction」とは牽引のこと
このTRCは、ABSがブレーキング時のスリップを防止し、操縦性や方向安定性を 確保することの、丁度逆の働きになっています。

進みたいのに後ろから引張られているような 大きく分けて、この空転を防ぐ方法として、スリップを検知したら、
1)エンジン出力を制御(点火時期、燃料カット等)して空転を抑える方法と
2)ブレーキをかけて空転を抑える方法
の2つがあります。

それぞれ、長所、短所がありますが、2)の方法は、ABSのシステムを 流用可能という点で、コスト面では有利ですし、反応も早い。 1)は、エンジン出力を抑えるので、燃費改善に貢献するが、2)は 使いすぎるとパッドが減りやすい等々。



但し、TRCは、発進時がメインですから、安全装置のABSと比較し、 より付加機構的な考え方から、高級車に限定されているようです。 また、FR車は、駆動輪がスピンしやすいので TRCに向いているといえます。例えば、後輪がぬかるみに、はまった シーンを想定して下さい。この場合、後輪駆動力を抑えると脱出しやすい ことは、経験ありませんか?

ブレーキ雑学講座一覧に戻る