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雑学講座35: トラックのブレーキ


バイクの続きは、トラックのブレーキです。

クルマのブレーキを小さくしたのが、バイク用だとすれば、トラック用は ブレーキをそのまま大きくすればいいじゃないかと思われる方もいますが、 実は中型以上のトラックはディスブレーキは少く、ドラムブレーキが主流です。 なぜなら、例えば10トン積みトラックでは、ブレーキが負担する荷重は、普通 乗用車の10倍にもなるにもかかわらず、ディスクブレーキのスペースは数倍に しかなりません。
つまりトラック用ディスクブレーキは、乗用車のそれに比べ数倍負荷が厳しい わけです。ドラムブレーキでもディスクブレーキに比べてスペースはあるものの かなり厳しいのは変わりありません。従って、どちらのブレーキを使用するに せよ、システムとして、これを補助するしくみが必要となってきます。

これを、補助ブレーキと総称し、色んな方法手だてが、開発されているようです。
ひとつは、排気ブレーキです。これは、エンジンブレーキの働きを さらに押し進めたもので、排気機構(エキゾーストマニホールド)に 排気バルブを設けておき、このバルブを閉じることで、エンジン内の 排気を強制的に抑えるものです。 (出口を失った内燃機関は、動きを封じ込められる訳です)

大型トラックでは、長い下り道等では、これでもまだブレーキ力が不足して しまいます。そこで登場するのが、ブレーキリターダです。リターダは減速、 妨害、阻止とかの意味があります。これは、渦電流方式や永久磁石等で プロペラシャフトの回転を直接抑えるもので、動力系を抑えるという意味 では排気ブレーキと親戚かも知れません。

あとは電車と同様、折角の膨大なエネルギーを電力回生させて、使用出来れば 便利ですが、これはきっと大変なんでしょうね。



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