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雑学講座64 ハイブリッド自動車とブレーキ


最近ハイブリッド自動車という名前をよく聞くようになりました。辞書にはハイブリッド= 雑種とありますが、自動車では動力源が2種類以上あるものをいうようです。
例えば、ガソリンエンジンと電気モーターの組み合わせですね。 トヨタのプリウス、エスティマ、ホンダのインサイト、シビックなどが実用化され、保有台数も 2002年末現在で、約9万台と急速に伸びてきています。
一方、排ガスのない電気自動車は、その普及が待たれますが、車両価格が高い,航続距離 が短い,充電に時間がかかるなどの解決すべき課題がまだまだ多く、保有台数も約6千台 に留まっています。

従って、環境負荷の少ない自動車として、ここ当分(10〜20年間)はハイブリッド自動車が 大きな役目を果たすと考えられます。

では、ハイブリッド自動車のブレーキはどのようになっているのでしょうか。一般的 には、油圧ブレーキと電気(モーター)ブレーキの組み合わせです。これをブレンデ ィングブレーキといいます。
ドライバーがブレーキをかけると、油圧ブレーキと電気ブレーキが同時にかかります。 コンピュ-タはブレーキ踏み込み速度などから必要なブレーキ力を計算し、これを 電気ブレーキと油圧ブレーキが最適の組み合わせになるように配合(ブレンディング)します (図参照)。
電気ブレーキで得られた運動エネルギーは電気として回収(回生)し、バッテリーに蓄電します。 うまく制御すれば、運動エネルギーの20〜30%が回生できるそうです。この分、ガソリン使用量が 減り、燃費改善につながりますね。

油圧ブレーキは、従来と同様に運動エネルギーを熱に換える方式です。ただし、車の 運動エネルギーの一部を電気ブレーキで負担してもらっているため、パッドの寿命 が延びるかもしれませんね。勿論、電気ブレーキが故障した場合は100%油圧 ブレーキで負担しますのでご安心ください。
また、最近ではせっかく電気を使うのだからと油圧ブレーキの代わりに電気で作動 する電動ブレーキの研究が行われています。いずれ、電気自動車に電動ブレーキ の組み合わせになるかもしれませんね。       



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